お店にいらっしゃる方の中にはインフルエンザじゃない…??
と思われる方も時折いらっしゃいます。
インフルエンザはカゼと同じと考えていると大変ですよ!
症状も使うお薬も違うので、甘く見ていると治りが遅くなります!
さて、カゼとインフルエンザはどのように違うのでしょうか?
一覧で見てみましょう。

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急にだるくなって寒気がする、食欲が…という時はできるだけ早く
病院を受診しましょう。カゼとインフルエンザは原因となるウイルスも
まったく別のものですので、感染力も違います。周りの人にうつさないためにも、
早め早めを心がけましょう。
食欲がぐんと落ちて、食べても戻してしまうことがありますので、
そんな時は経口補水液や、赤ちゃん用のおせんべいなどで少しずつ
飲む・食べるといいですね!


このシーズン、もう一つ気になるのがノロウイルスですね!
増殖スピードも速く、さらにアルコール・熱にも耐性があるので要注意。
漂白剤などに含まれる次亜塩素酸ナトリウムを用いた消毒方法が有効ですので、
消毒液の作り方をチェックしましょう!
必要なものは以下のものです。



・ペットボトルはよく洗い、乾かしたものを用意しましょう。
・消毒液を作るときは、換気しながら作業してください。
・アルカリ性の液ですので、酸性のものを混ぜないでください。
有毒な塩素ガスが発生しますので大変危険です。

・強アルカリ性ですので皮膚刺激が強いです。ビニール手袋を使用してください。
・間違って皮膚に付着したときは、すぐに大量の水で洗い流してください。
・目に入った場合もすぐに大量の水で洗い流し、医師の診察を受けてください。
・漂白剤の原液はふたをしっかり閉じ、冷暗所で保存しましょう。
・消毒液の濃度が高いほどノロウイルスに対して有効ですが、強アルカリ性ですので
金属を錆びさせたり、漂白・変色作用も強くなりますので注意してください。
・金属に消毒液を使ったときは、使用後に水で洗い流すか、ふき取ってください。
・消毒液は透明な液体ですので、誤飲に注意してください。
・消毒液はふたを閉めていても時間がたつと効果が減少していきますので、こまめに作ってください。
・汚れている雑巾などを消毒液にいれると、次亜塩素酸ナトリウムを消費して
消毒効果が減少します。バケツなどに消毒液を入れて使うときは注意しましょう。


では、消毒液の作り方の手順です。
消毒液は使う場面ごとに濃度を変える必要があるので注意です。

★便や吐物が付着した床・衣類・トイレの消毒には濃度が0.1%の消毒液
★おもちゃ・食器など直接手や口に触れるものは濃度が0.02%の消毒液


●濃度が0.1%の消毒液
①500mlのペットボトル半分くらいまで水を入れます。
②漂白剤の原液を10mlペットボトルに加えます。
ペットボトルのキャップ1杯が約5mlですので、2杯分を加えます。
③さらに水を加えて、500mlとします。
④ふたをしてよく振って混ぜ合わせて完成です!

●濃度が0.02%の消毒液
①2ℓのペットボトル半分くらいまで水を入れます。
②こちらも漂白剤の原液を10mlペットボトルに加えます。
③さらに水を加えて2ℓとします。
④ふたをしてよく振って混ぜ合わせたら完成です!

消毒する際は、使い捨てのビニール手袋や、マスク、エプロンなどをつけて作業してくださいね!

消毒液の作り方の手順と、カゼとインフルエンザの違いの一覧は、
店頭でもお配りしていますので、ご活用ください!

少しでもお役に立てればうれしいですが、体調を崩さないことがなにより!

健康な体づくりや、気になる症状・体調など、ぜひ相談くださいね!
店頭でお待ちしております!